奥州市議会 > 2018-02-15 >
02月15日-08号

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  1. 奥州市議会 2018-02-15
    02月15日-08号


    取得元: 奥州市議会公式サイト
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    平成30年  2月 定例会(第1回)      平成30年第1回奥州市議会定例会会議録(第8号)議事日程第8号                  平成30年2月15日(木)午前10時開議第1 諸般の報告第2 発議案第52号 奥州市議会会議規則の一部改正について第3 報告第1号 自動車損傷事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について第4 議案第48号 監査委員の選任に関し同意を求めることについて第5 議案第49号 奥州市手数料条例の一部改正について第6 議案第50号 奥州市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について第7 議案第51号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについて第8 議案第52号 自動車損傷事故に係る損害賠償の額の決定及び和解に関し議決を求めることについて第9 議案第53号 平成29年度奥州市一般会計補正予算(第10号)第10 議案第54号 平成30年度奥州市一般会計補正予算(第1号)第11 ILC誘致及び国際科学技術研究圏域調査について         (ILC誘致及び国際科学技術研究圏域調査特別委員長)第12 地域自治区調査について                     (地域自治調査特別委員長)第13 新市立病院建設調査について                   (新市立病院建設調査特別委員長)第14 請願第39号                          (総務常任委員長)第15 所管事務調査の閉会中における継続調査の申し出について-----------------------------------本日の会議に付した事件第1 諸般の報告第2 発議案第52号 奥州市議会会議規則の一部改正について第3 報告第1号 自動車損傷事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について第4 議案第48号 監査委員の選任に関し同意を求めることについて第5 議案第49号 奥州市手数料条例の一部改正について第6 議案第50号 奥州市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について第7 議案第51号 財産の無償譲渡に関し議決を求めることについて第8 議案第52号 自動車損傷事故に係る損害賠償の額の決定及び和解に関し議決を求めることについて第9 議案第53号 平成29年度奥州市一般会計補正予算(第10号)第10 議案第54号 平成30年度奥州市一般会計補正予算(第1号)第11 ILC誘致及び国際科学技術研究圏域調査について         (ILC誘致及び国際科学技術研究圏域調査特別委員長)第12 地域自治区調査について                     (地域自治調査特別委員長)第13 新市立病院建設調査について                   (新市立病院建設調査特別委員長)第14 請願第39号                          (総務常任委員長)日程追加 発議案第53号 ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシー事業を守る施策推進を求める意見書第15 所管事務調査の閉会中における継続調査の申し出について-----------------------------------出席議員(25名)      議長  佐藤修孝君      1番  鈴木雅彦君      2番  千葉 敦君      3番  廣野富男君      5番  菊池利美君      6番  及川 佐君      7番  菅原圭子君      8番  菅原由和君      9番  飯坂一也君      10番  高橋政一君      11番  佐藤郁夫君      12番  千葉正文君      13番  加藤 清君      14番  阿部加代子君      15番  中西秀俊君      16番  小野寺隆夫君      17番  菅原 明君      18番  中澤俊明君      19番  千葉悟郎君      20番  藤田慶則君      22番  今野裕文君      23番  渡辺 忠君      25番  内田和良君      27番  及川善男君      28番  小野寺 重君-----------------------------------欠席議員(0名)-----------------------------------説明のための出席者    市長                   小沢昌記君    副市長                  及川新太君    監査委員                 松本冨二朗君    教育委員長                吉田 政君    教育長                  田面木茂樹君    選挙管理委員会委員長           原田 守君    農業委員会会長              阿部恒久君    病院事業管理者              柏山徹郎君    総務企画部長               佐藤 良君    行財政改革推進室長            及川敏幸君    ILC推進室長元気戦略室長       千田良和君    財務部長                 及川哲也君    協働まちづくり部長            鈴木美喜子君    市民環境部長               及川 健君    商工観光部長               福嶋真里君    農林部長                 鈴木良光君    健康福祉部長地域包括ケア推進室長    阿部敏秋君    都市整備部長               新田伸幸君    水道部長                 千田正幸君    教育委員会教育部長            石母田俊典君    医療局経営管理部長医師確保推進室長   佐藤教雄君    新市立病院建設準備室長          千田布美夫君    江刺総合支所長              佐藤 健君    前沢総合支所長              佐々木 健君    胆沢総合支所長              千葉 有君    衣川総合支所長              今野弘昭君    総務課長兼選挙管理委員会事務局長     千葉典弘君    財政課長兼競馬対策室長          朝日田倫明君    危機管理課長               菊池 進君    農政課長兼農村保全推進室主幹       鈴木清浩君    長寿社会課長               佐藤浩光君    健康増進課長               佐賀俊憲君    教育委員会学校教育課主幹兼子ども・子育て支援推進室長                         及川和徳君-----------------------------------事務局職員出席者    事務局長                 家子 剛君    事務局次長                千田香奈恵君    議事調査係長               菊池泰幸君-----------------------------------議事     午前10時 開議 ○議長(佐藤修孝君) 出席議員は定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 ここで、市長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。小沢市長。 ◎市長(小沢昌記君) 2月1日の本会議におきまして、議案第17号、大岳高齢者生きがいセンター条例の廃止についての審議中に、私の、平成30年度以降社会福祉協議会が当該施設の指定管理を受けかねるなどの発言を申したところでありますけれども、質疑が混乱した中、急遽の発言であったということでもありまして、本来正確な意味を持って発言の内容ではなかったということで、訂正をするものでございます。 本来申し上げるべきは、施設廃止後の新たな介護保険デイサービス事業の実施の打診をしたところでありますけれども、このことについては社会福祉協議会では受けられないと言うべきところを、指定管理が受けられないというふうにくくって発言をしたものでございます。 おわびを申し上げ、訂正をするところでございます。 ○議長(佐藤修孝君) 本日の会議は、議事日程第8号をもって進めます。----------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第1、諸般の報告を行います。 今期定例会に提出のため、市長より議案等8件の追加送付を受けております。 また、阿部加代子議員外9名から発議案1件の提出があります。 次に、所管事務調査の報告を行います。 まず、総務常任委員長の報告を求めます。16番小野寺隆夫議員。     〔16番小野寺隆夫君登壇〕 ◆16番(小野寺隆夫君) 16番小野寺です。 総務常任委員会所管事務調査報告を行います。 去る12月13日、総務常任委員会所管事務調査として、岩手競馬の現状について調査を行いましたので、その内容について報告いたします。 当日は、財務部長等から、発売額や利益の推移、利益の配分基準など、岩手競馬の現状と課題について説明を受けました。 岩手競馬の発売額は、平成3年度の約690億円をピークに減少し、東日本大震災が発生した平成23年度には約146億円まで減少しました。その後、広域委託及びインターネット販売が好調なことから微増傾向となっており、平成28年度の発売額は約264億円、発売収入は平成19年度以降10年連続の黒字となっているとのことでした。また、平成28年度決算で1億円を超える利益が生じたことから、平成29年度中に構成団体への一部返済が行われるとの説明がありました。 地方競馬全国協会1号交付金の支払計画については、東日本大震災の影響を受け、平成22度から26年度までの5年間分の交付金の猶予が認められており、平成27年度から36年度までの10年間で毎年5,750万円を分割納付することとされています。 岩手県競馬組合は、平成18年11月20日策定の「新しい岩手県競馬組合改革計画」によって、最終利益である純利益が1億円を超える場合は、その超えた額の2分の1を経営を行っている構成団体に返済し、5億円を超える場合は、その超えた額の全額を合わせて構成団体に返済することとしています。委員からは、これまで利益が生じても運営経費に充てることが優先され、構成団体への返済が見送られてきた経緯があるため、利益の配分基準のあり方を見直し、1億円を超える額については全額を構成団体に返済すべきではないかとの意見が出されました。 平成22年に11月に設置された「岩手競馬経営の将来方向検討会議」は、東日本大震災の影響による経営環境等の大きな変化や、被災施設の復旧及び経営の安定化を図る取組みを優先する必要があったことから平成23年6月16日に廃止されており、今後、一定の安定的な運営のめどが立った時期において、改めて検討されることとなっております。委員からは、近年の発売額が堅調に推移していることを踏まえ、構成団体への返済計画、老朽化した施設設備の計画的改修、今後の適正経営方針など、将来に向けて検討すべきことが多くあることから、将来方向検討会議を早急に再開すべきとの意見が多く出されました。 また、岩手県競馬組合で行っている繰上充用については、赤字分を明確にするためにも、繰上充用のあり方を再検討し、公会計ではなく企業会計で行うべきではないかとの意見が出ました。 近年の岩手競馬全体の発売額は微増傾向にある一方、場内販売は依然減少傾向にあり、高齢化等による影響などから、今後もさらなる発売額の減少が見込まれ、予断を許さない状況であります。一度でも赤字を出したら即廃止という状況を真摯に受けとめ、どのような方法が、より危機感を持って事業に臨めるのか、また、岩手競馬の状況が県民市民にとってよりわかりやすい形になるのか、将来方向検討会議の再設置も含めて検討する必要があると感じた次第です。 以上をもちまして、総務常任委員会所管事務調査報告を終わります。 ○議長(佐藤修孝君) ただいまの報告に対し質問ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質問なしと認めます。 次に、建設環境常任委員長の報告を求めます。20番藤田慶則議員。     〔20番藤田慶則君登壇〕 ◆20番(藤田慶則君) 20番藤田です。 建設環境常任委員会所管事務調査報告を行います。 去る平成29年12月15日に、市民環境部長等の出席を求め、北上川水系洪水浸水想定区域における水防対策について市本庁舎において調査いたしましたので、その内容についてご報告いたします。 近年、大雨や短時間強雨による水害が全国各地で頻発しています。このことに端を発し、平成27年、そして平成29年と、短期間で続けて水防法が改正されました。 まず平成27年には、洪水浸水想定区域を指定するに当たり、降雨量を想定最大規模で見込むこととし、浸水深や浸水継続時間等を示すことが定められました。この改正に合わせて国土交通省東北地方整備局岩手河川国道事務所は、北上川水系において、想定最大規模降雨による洪水浸水想定区域図並び浸水継続時間、家屋倒壊等氾濫想定区域を示した3種類の図面を公表しました。そして平成29年の改正では、福祉施設、学校等の要配慮者利用施設について、地域防災計画への位置づけや避難確保計画の作成などが義務化されました。 次に、市や県などの現状の取組みについてご報告します。 気象警報や洪水警報、北上川上流洪水予報氾濫警戒情報が発表された場合には、情報収集のため直ちに市災害警戒本部が設置されます。災害警戒本部では、岩手県河川情報システム気象台提供防災情報等インターネット上からの情報、国土交通省から提供される河川カメラの映像、消防団や都市整備部維持管理課のパトロールなど、多面的に情報を収集します。これらの情報は、災害対策本部体制に移行するか否かの判断材料にも用います。また、消防団は水防団として水位情報に応じて自主的に出動するほか、災害警戒本部からの要請でも出動します。 平成28年台風10号による岩泉町を中心とした県内の甚大な被害は、我々の記憶にまだ新しいところです。気象庁が昭和26年に統計を開始してから初めて東北地方太平洋側に上陸したという、この台風による甚大な被害経験から、現在、県内全ての市町村長と盛岡地方気象台とのホットラインが運用されています。さらに、国管理河川流域市町村長岩手河川国道事務所県管理河川流域市町村長と岩手県とのホットラインも運用されており、市長に直接連絡が入る体制が整っています。 さらに岩手県では新たな取組みとして、岩手県風水害対策支援チームを平成29年6月に設置しました。この組織は、岩手県、岩手大学、岩手河川国道事務所盛岡地方気象台の4団体9名で構成されています。台風が接近する8時間前を目途に招集され、対象市町村避難勧告等の助言を行うこととしており、気象予測という専門家が不在である市町村の弱点を補う活動をしています。 岩手河川国道事務所が作成した浸水想定区域図等3種類の図面は、縮尺が小さいことや、インターネットで閲覧する必要があるといったデメリットがあります。そのため、市は3種類の図面を地区センターを基準とした地区単位で改めて作成し、誰でも閲覧できるように地区センターと各総合支所へ配置しました。 市ではこのほかにも、奥州市建設業協会との災害協定や、北上川重要水防箇所合同巡視など、多種多様な水防対策を講じています。 最後に、市の今後の取組みについてご報告いたします。 市では、新たな洪水浸水想定区域図を反映させたハザードマップを作成し全戸配布するとともに、その見方と活用方法についての説明会を開催することとしています。ハザードマップは、水沢区版、江刺区版、前沢・胆沢・衣川区版という3つの地域区分で作成されます。 現在、市所管の社会福祉施設全てにおいて避難確保計画が策定されていますが、浸水想定区域内に立地する要配慮者利用施設への今後の取組みとして、メール配信システムである「たんコメ」を用いて避難情報を提供するため、施設にメール配信の登録をお願いするとのことです。避難準備・高齢者等避難開始情報の発表をした場合、施設管理者等にメールを発信し、メールを開封しない施設に対しては電話で連絡をとるシステムを構築する考えです。 今回の所管事務調査では、水防法の改正、現状と今後の水防対策について確認いたしました。 「備えあれば憂いなし」ということわざがありますが、実際、自然災害に対して100%備えることは極めて困難ですし、東日本大震災を契機に「防災から減災へ」という言葉もよく耳にします。この調査で確認した対策も、迅速かつ安全な避難に寄与することなど、人的被害を最小限に抑えることに力点を置いた内容でした。万が一豪雨災害が発生してしまったときには、この多様な水防対策が機能し、住民の生命が堅守されることを切望します。そして、そのためには、災害から逃れる住民自身の意識啓発が重要であることも忘れてはならないと考えます。 以上をもちまして、建設環境常任委員会所管事務調査の報告を終わります。 ○議長(佐藤修孝君) ただいまの報告に対し質問ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質問なしと認めます。 これをもって所管事務調査の報告を終わります。----------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第2、発議案第52号、奥州市議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。14番阿部加代子議員。     〔14番阿部加代子君登壇〕 ◆14番(阿部加代子君) 14番阿部加代子です。 発議案第52号、奥州市議会会議規則の一部改正について提案理由の説明を行います。 発議案第52号、奥州市議会会議規則の一部改正についてでありますが、男女共同参画を考慮した議会活動を促進するため、出産を本会議及び委員会での欠席理由として明示するとともに、議会の情報発信力をより強化するため、議会広報編集委員会の名称、目的等を改正しようとするものであります。 なお、この規則は、議会広報編集委員会の名称、目的等の改正部分は平成30年3月19日から、その他の改正部分は公布の日から施行するものであります。 以上、発議案の説明を終わります。 何とぞ原案のとおり議決くださいますようお願い申し上げ、提案説明を終わります。 ○議長(佐藤修孝君) これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第52号は、会議規則の改正についての発議案ですので、委員会の付託及び討論を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第52号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第3、報告第1号、自動車損傷事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告を行います。 提出者の説明を求めます。小沢市長。 ◎市長(小沢昌記君) 報告第1号、自動車損傷事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告についてを副市長からご説明申し上げますので、ご了承を願います。 ○議長(佐藤修孝君) 及川副市長。
    ◎副市長(及川新太君) 報告第1号、自動車損傷事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告についてご説明を申し上げます。 平成29年12月28日午後3時ごろ、奥州市立玉里小学校の駐車場において、自動車損傷事故が発生いたしました。 この事故は、勤務のために駐車していた職員の車に、体育館の屋根からの落雪が当たり、当該車両のボンネット等を損傷させたものであります。 相手方との協議の結果、市と相手方の過失割合を10対0とし、市は、相手方に対し、車両損害額14万3,368円を支払うことで示談が調い、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定によりご報告を申し上げるものであります。 なお、事故の再発防止につきましては、冬期間における安全管理の徹底について各小中学校及び幼稚園等へ注意喚起し、安全管理に万全を期してまいります。 ○議長(佐藤修孝君) ただいまの報告に対し質問ありませんか。14番阿部加代子議員。 ◆14番(阿部加代子君) 14番阿部加代子です。 小学校の体育館の屋根からの落雪ということでございまして、おけががなかったのは何よりでありましたけれども、落雪があるということで、通行禁止とか落雪注意等の表示はしていなかったのかをお伺いをしたいと思います。 また、屋根からの落雪があるかもしれないと思われるような場所に関しましては、注意事項をきっちりとしておくことが必要かと思いますけれども、その点について伺って終わります。 ○議長(佐藤修孝君) 石母田教育部長。 ◎教育委員会教育部長石母田俊典君) 玉里小学校の落雪の事故でございますが、特別落雪注意というような表示はしておりませんでした。 それで、ご承知のように、ことしは大雪でございまして、通常よりもさらに体育館からは3メートルほど離して駐車をしていたということでございますが、ちょっと予測を超えまして、大きい氷の塊が落ちてしまったというような事故でございます。 今回はそのようなことがございましたので、ほかの小中学校、幼稚園等にもその旨お知らせをいたしまして、そういうことのないように、さらに注意をしていただきたいということと、何かありましたらすぐ教育委員会のほうに連絡をいただくというようなことで告知をしまして、今のところ、そういった報告は入ってございません。今後その辺も十分気をつけて、各施設、運営してまいりたいと思っております。 ○議長(佐藤修孝君) 質問を終結いたします。 以上をもって報告第1号を終わります。----------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第4、議案第48号、監査委員の選任に関し同意を求めることについてを議題といたします。 18番中澤俊明議員の退席を求めます。     〔18番中澤俊明君退席〕 ○議長(佐藤修孝君) 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。小沢市長。 ◎市長(小沢昌記君) 議案第48号、監査委員の選任に関し同意を求めることについてをご説明申し上げます。 議会のうちから選任された監査委員佐藤邦夫氏につきましては、平成30年1月12日をもって退職されたことから、その後任の委員の選任に関し、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 慎重に選考してまいりました結果、中澤俊明氏を適任者として委員に選任しようとするものであります。 なお、任期は平成30年2月15日から3月18日までとなります。 何とぞ満場のご賛同を賜りますようお願いをいたします。 ○議長(佐藤修孝君) これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第48号は人事案件でありますので、委員会の付託及び討論を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤修孝君) 起立全員であります。よって、議案第48号は原案のとおり決しました。 18番中澤俊明議員の退席を解きます。     〔18番中澤俊明君入室〕----------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第5、議案第49号、奥州市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。小沢市長。 ◎市長(小沢昌記君) 議案第49号、奥州市手数料条例の一部改正についてを副市長からご説明申し上げますので、ご了承願います。 ○議長(佐藤修孝君) 及川副市長。 ◎副市長(及川新太君) 議案第49号、奥州市手数料条例の一部改正について、ご説明を申し上げます。 この改正は、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、同令に定める手数料の額の標準が改められたことから、これに準じて本市が徴収する手数料の金額を改めるため、本条例の一部を改正しようとするものであります。 改正の内容ですが、高圧ガスの容器検査等に係る手数料及び液化石油ガスの設備等の許可申請に係る手数料の金額を改めるものであります。 なお、この条例の施行期日は、平成30年4月1日とするものであります。 以上で議案の説明を終わります。何とぞ慎重審議の上、提案のとおりご議決くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(佐藤修孝君) これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第49号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第6、議案第50号、奥州市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。小沢市長。 ◎市長(小沢昌記君) 議案第50号、奥州市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてを副市長からご説明申し上げますので、ご了承願います。 ○議長(佐藤修孝君) 及川副市長。 ◎副市長(及川新太君) 議案第50号、奥州市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてご説明を申し上げます。 この改正は、高齢者の医療の確保に関する法律の一部改正に伴い、市が保険料を徴収すべき被保険者を同法に規定する内容とするため、本条例の一部を改正しようとするものであります。 改正の主な内容ですが、後期高齢者医療における被保険者の資格取得の特例要件を改めるものであります。 なお、この条例の施行期日は、平成30年4月1日または公布の日とするものであります。 以上で議案の説明を終わります。何とぞ慎重審議の上、提案のとおりご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(佐藤修孝君) これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第50号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第7、議案第51号、財産の無償譲渡に関し議決を求めることについてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。小沢市長。 ◎市長(小沢昌記君) 議案第51号、財産の無償譲渡に関し議決を求めることについてを副市長からご説明申し上げますので、ご了承願います。 ○議長(佐藤修孝君) 及川副市長。 ◎副市長(及川新太君) 議案第51号、財産の無償譲渡に関し議決を求めることについてご説明を申し上げます。 この議案は、江刺大平生活改善センター条例の廃止に伴い、江刺区田原地内にある江刺大平生活改善センターを、現在、管理、利用している地域団体に無償で譲渡しようとするものであり、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 以上で議案の説明を終わります。何とぞ慎重審議の上、提案のとおりご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(佐藤修孝君) これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第51号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第8、議案第52号、自動車損傷事故に係る損害賠償の額の決定及び和解に関し議決を求めることについてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。小沢市長。 ◎市長(小沢昌記君) 議案第52号、自動車損傷事故に係る損害賠償の額の決定及び和解に関し議決を求めることについてを副市長からご説明申し上げますので、ご了承願います。 ○議長(佐藤修孝君) 及川副市長。 ◎副市長(及川新太君) 議案第52号、自動車損傷事故に係る損害賠償の額の決定及び和解に関し議決を求めることについてご説明を申し上げます。 平成29年6月11日午前7時ころ、前沢区白山字八幡地内の消防屯所において、自動車損傷事故が発生いたしました。 この事故は、ホース乾燥塔につるして干していた消防ホースの固定ロープが強風のために外れ、消防ホースが敷地内に駐車していた相手方車両に接触し、当該車両のフロントガラス等を損傷させたものであります。 相手方との協議の結果、市と相手方の過失割合を10対0とし、市は相手方に対し、車両損害額62万5,173円を支払うことで示談が調いましたので、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 なお、今後このような事故が起こらないよう、消防設備の安全管理には万全を期してまいります。 ○議長(佐藤修孝君) これより質疑に入ります。14番阿部加代子議員。 ◆14番(阿部加代子君) 14番阿部加代子です。 お車を壊してしまって、大変な金額になっておりますことに、今後このような事故を起こさないためにも、ぜひ事故の事例を各消防団にもしっかりと通知を行っていただきたいと思いますけれども、お考えについてお伺いをしたいというふうに思います。 それと、この事故ですけれども、平成29年6月11日ということで、きょうは2月15日でございますけれども、なぜこのような時間が要したのかご説明をいただきたいというふうに思います。 ○議長(佐藤修孝君) 及川市民環境部長。 ◎市民環境部長(及川健君) それでは、お答えをいたします。 まず、前段の事故の事例につきましては、副本部長以上会議において事故の状況、てんまつを報告をして、ホースの干し方について注意喚起を呼びかけたということを行っております。 次に、なぜこのような形で、6月11日に発生した事故であったにもかかわらず、これだけ時間を要したかということですけれども、まず車両の修理については8月24日に終わっております。車両の修理業者のほうから請求書の発送が車両所有者本人のほうに出してしまったということで、市のほうでその業者を通じて市のほうに出すようにという依頼をしております。その後なかなか市のほうに来ていないということで、2度ほど団の部長のほうにお願いをしたんですが、ちょっとなかなか出てこなかったということで、最後は直接本人のほうにお願いをして、出てきたのが12月11日ということで、この間時間を要してしまったということです。 市のほうとしても、直接本人のほうにお話をして、できるだけ速やかにやればよかったということで、その部分については、やはり反省がございます。今後このようなことがないように速やかに対応できるように事務を進めていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(佐藤修孝君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第52号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第9、議案第53号、平成29年度奥州市一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。小沢市長。 ◎市長(小沢昌記君) 議案第53号、平成29年度奥州市一般会計補正予算(第10号)を副市長からご説明申し上げますので、ご了承願います。 ○議長(佐藤修孝君) 及川副市長。 ◎副市長(及川新太君) 議案第53号、平成29年度奥州市一般会計補正予算(第10号)についてご説明を申し上げます。 今回の補正予算は、担い手確保、経営強化支援事業経費などに所要の措置をするものであり、歳入歳出それぞれ4,344万7,000円を追加し、補正後の予算総額を588億2,508万7,000円とするものであります。 まず、歳入の主なものでありますが、15款県支出金は4,060万1,000円、18款繰入金は119万4,000円をそれぞれ追加するものであります。 次に、歳出の主なものでありますが、3款民生費は、社会福祉費で222万円、6款農林水産業費は、農業費で4,060万1,000円をそれぞれ追加するものであります。 以上で議案の説明を終わります。何とぞ慎重審議の上、提案のとおりご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(佐藤修孝君) これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第53号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第10、議案第54号、平成30年度奥州市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。小沢市長。 ◎市長(小沢昌記君) 議案第54号、平成30年度奥州市一般会計補正予算(第1号)を副市長からご説明申し上げますので、ご了承願います。 ○議長(佐藤修孝君) 及川副市長。 ◎副市長(及川新太君) 議案第54号、平成30年度奥州市一般会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。 今回の補正予算は、大岳高齢者生きがいセンターの施設管理に要する経費に所要の措置をするものであり、歳入歳出それぞれ128万9,000円を追加し、補正後の予算総額を552億7,408万9,000円とするものであります。 まず、歳入でありますが、18款繰入金は128万9,000円を追加するものであります。 次に、歳出でありますが、3款民生費は、老人生きがい対策事業経費で128万9,000円を追加するものであります。 以上で議案の説明を終わります。何とぞ慎重審議の上、提案のとおりご議決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(佐藤修孝君) これより質疑に入ります。 15番中西秀俊議員。 ◆15番(中西秀俊君) それでは、2点ほどお伺いをさせていただきます。 議案の撤回から平成30年度一般会計補正予算をつけていただきました。本当にありがとうございます。 ここ数日間、電話があったり、さまざまな形の中で反応が大きく、喜びの声も多くございました。 その中で、生きがい講座同好会活動場所など、現状における取組みから、新年度4月以降の見通し、例えば、利用者の方々、地域の方々など、どのような形でお伝えをし、取組みを行っていくか、内容についてお伺いをしたいと思います。 あわせまして、以前の提案ですと、普通財産として譲渡または貸与し活用していく方針の考え方でしたが、その部分については推進されていくものかお伺いをしたいと思います。 ○議長(佐藤修孝君) 佐藤長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(佐藤浩光君) お答えします。 4月以降の事業につきましては、運営は市の直営で行ってまいりたいというふうに考えております。 利用者への説明についても、これから、講座利用しておりますので、丁寧に行ってまいりたいと考えております。 2点目の、今後そこの普通財産としての部分につきましては、今後検討、ちょっと今のところ、今後の検討とさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(佐藤修孝君) 14番阿部加代子議員。 ◆14番(阿部加代子君) 14番阿部加代子です。 条例が撤回されたということで、老人生きがい対策事業経費が計上されているわけでございますけれども、利用されていた皆様からは、残ってよかったという声が届いております。 しかし、議会への説明、先ほど、きょうの議会の冒頭で市長のほうからご説明の訂正がなされたわけでございますけれども、議会への説明がきちんとなされていなかった点は、ぜひ反省すべき点だというふうに思います。 市長がご発言なさっているときにも執行部のほうで訂正が入らなかったということについても、その辺の連携がどうなっていたのかというところで、今後において大きな課題ではないかというふうに思われますけれども、その点について所見があればお伺いをしたいというふうに思います。 また、この廃止から継続になったということで、丁寧な説明をぜひしていただかなければならないというふうに思います。 課長のご答弁では丁寧な説明をしていくということでありましたけれども、具体的にどのようにされるのかお伺いしたいというふうに思います。 ○議長(佐藤修孝君) 阿部健康福祉部長。 ◎健康福祉部長地域包括ケア推進室長(阿部敏秋君) それでは、私のほうからは1点目のこのお話をさせていただきまして、2点目については課長から説明させていただきます。 1点目の今般の議会、議員の皆様への説明の中で、正確な情報、ご説明がなされなかったと、そういったことがあって誤解を招く部分もあり、混乱をさせてしまったという、結果的にそういうことになったというふうに思ってございます。 市長答弁があり、それに対して執行部側、私ども側の、事務方の訂正もなかったということでございます。実際にそうでございました。 私ども事務方も今般の議案に関しては、私どもとすればそのままお通し願いたいという思いでいたわけですが、発言発言の中で、いろんなご質問がありまして、こちら側としても答弁、そういったところで苦慮している部分もありまして、なかなかその部分、正確な、市長と私どもとの連携が図れなかったという部分ございますので、そこら辺はこれから大きな課題だというふうに認識しておりますので、しっかりと対応をしていきたいというふうに思います。 大変ご迷惑をおかけいたしました。 ○議長(佐藤修孝君) 佐藤長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(佐藤浩光君) 講座利用者への説明につきましては、今、月曜日、金曜日、講座利用者利用してございますので、そこに出向いて利用者にお話ししてまいりたいというふうに考えています。 ○議長(佐藤修孝君) 2番千葉敦議員。 ◆2番(千葉敦君) 2番千葉敦です。 今回の補正予算については、31年3月までの費用であるのかどうか、その確認ですし、31年度以降についての、今後市としてどのような対応、見通しなのか伺います。 ○議長(佐藤修孝君) 佐藤長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(佐藤浩光君) これは30年度の一般会計予算でございますので、31年3月31日までの費用ということでございます。 運営していって何か課題があるとか、費用の部分があれば補正予算をお願いする場合もあると思いますが、現状は今これでお願いしたいということでございます。 ○議長(佐藤修孝君) 2番千葉敦議員。 ◆2番(千葉敦君) その31年以降につきまして、ここの利用者の方の意見や地域の意見をもっとやはり丁寧に聞いた上で、市直営なりの運営を進めていくべきであると思いますので、改めて見解を伺って終わります。 ○議長(佐藤修孝君) 佐藤長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(佐藤浩光君) 施設の部分につきまして、変わる場合にはもちろん丁寧に説明してまいりたいと考えております。 ○議長(佐藤修孝君) 11番佐藤郁夫議員。 ◆11番(佐藤郁夫君) 11番佐藤郁夫です。 まずは、いろいろありましたが、ご配慮を賜ったことに感謝を申し上げたいというふうに思います。 そこで、1点質問いたしますが、30年度は市の直営でやるということだったんですが、今、2番議員と関連をしますが、30年度に検討して、31年度以降どういう形でやるかという対応なのかどうかということをお聞きをいたします。 ○議長(佐藤修孝君) 阿部健康福祉部長。 ◎健康福祉部長地域包括ケア推進室長(阿部敏秋君) 今般補正予算をお願いしたのは、先ほどから答弁しているとおり、30年度につきましては市直営で講座の運営を行っていきたいということで提案させていただきました。 31年度以降のご質問というふうにとりましたが、30年度で講座のほうの利用者の方々と利用しやすいような仕組みを考えていきたいということで、そこら辺の課題をしっかりと30年度に固めていきたいというふうに思いますが、あわせて、講座利用のみという継続の仕方になります。その後、やっぱり入浴施設とかございますので、そこの辺は、どうやって活用につなげるのかというところがございますので、そこもあわせてその後の活用について検討していきたいというふうに思ってございます。 ○議長(佐藤修孝君) 11番佐藤郁夫議員。 ◆11番(佐藤郁夫君) 30年度の補正予算の審議ですから、これ以上のことは言いませんけれども、先ほどの答弁と絡みますが、やっぱり30年度は直営でやるということですから、十分その辺を利用者に説明をして、あるいは振興会、あるいは地区センター、そこと十分詰めましてやられないと、私はうまくいかないと、うまくいかないといいますか今後の部分は十分検討をしなければならないと思いますので、その件について質問をして終わります。 ○議長(佐藤修孝君) 阿部健康福祉部長。 ◎健康福祉部長地域包括ケア推進室長(阿部敏秋君) 今議員ご指摘のとおり、実際にこの講座を利用されている方々にとって利用しやすいような仕方について、直営ではありますがやっていきたいとは思いますが、その中で地元の振興会さんとか、行政区の方々にお願いする部分が出てくるというふうに認識してございますので、どういった形で利用していったほうがいいのかということは、地元と相談しながら進めていきたいというふうに考えております。     〔「終わります」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第54号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第11、ILC誘致及び国際科学技術研究圏域調査についてを議題といたします。 ILC誘致及び国際科学技術研究圏域調査特別委員長の報告を求めます。23番渡辺忠議員。     〔23番渡辺忠君登壇〕 ◆23番(渡辺忠君) ILC誘致及び国際科学技術研究圏域調査特別委員会調査報告書。 平成25年8月23日、ILC立地評価会議により、岩手県から宮城県にまたがる北上高地が、国際リニアコライダー(ILC)の国内候補地として選定されました。 ILCの国内誘致が実現すれば、経済効果並びにILC建設や関連企業の立地による約25万人の雇用効果が期待できると言われました。 このことから、奥州市議会といたしましても、地域の活性化を目指すべく、ILC誘致に向けた積極的な活動方策並びに国際科学技術研究圏域の構築に向けた調査、検討を行い、議会全体として本事業に対する認識の共有を図る必要があることから、平成26年6月19日に当特別委員会を設置し、調査等を行ってまいりました。 当特別委員会では、同年8月18日、ILC計画を理解するためのDVDを視聴、その後、奥州市の取組状況と今後の見通しについて調査し、委員の理解を深めることから始めました。 次に、同年9月25日には、加速器トンネル候補地の北端から衝突点候補地付近までの現地調査を行い、周辺の様子を見ながら将来のまちづくりについて、調査、検討が急務であると実感し、この地の自然を生かしながら、将来の奥州市、ひいては東北地方を含めた広範囲な国際科学都市の誕生のための活動を推進していく必要があるとの思いを強く抱いたところです。 同年12月12日には、市長及び担当職員の出席を求め、ILC誘致に係る奥州市のまちづくり計画及びILC誘致に係る関係機関との連携について調査しております。 その後も4度にわたり、市長等より、「奥州市ILCまちづくりビジョン」の策定経過や取組状況について調査を続けてまいりました。 「奥州市ILCまちづくりビジョン」は、ILCと共生できるような夢と希望にあふれたまちづくりの実現に向けて取りまとめたものであり、ビジョンの位置づけ、推進体制のほか、ILCの概要と可能性、目指すべきまちづくりの将来像、魅力ある奥州となるための行動指針などの主要項目について説明を受けております。 また、茨城県つくば市の「高エネルギー加速器研究機構」、千葉県柏市の「柏の葉アーバンデザインセンター」及び「柏の葉スマートシティミュージアム」の視察を行い、現地の施設見学や柏市における取組みを目の当たりにしてまいりました。ILC誘致に向けて新しい都市開発の構想が求められている当市にとって、新しいまちづくりを考える上での参考となる事例でありました。また、広範囲な国際科学都市の誕生のための活動を推進していく必要性を強く感じました。 奥州市国際交流協会の職員の出席を求め、活動状況や地域の国際化等について調査し、奥州市医療通訳派遣システムや「ILCサポート委員会」による誘致活動など、対応を始めておられると伺ったところです。 また、同委員会と懇話会を開催し、グループに分かれ意見交換も行っております。 有識者から講演をいただいたり、講演会に参加して情勢の変化に敏感に対応できるよう調査活動もしてまいりました。 平成27年12月には、いわてILC加速器科学推進会議の故亀卦川富夫代表幹事にお話をいただき、ILC誘致に係る最近の情勢、当市議会に対する要望等について調査いたしました。 平成28年9月には、岩手県政策地域部科学ILC推進室長の佐々木淳氏をお招きし「ILC建設計画に向けた岩手県の戦略」と題してご講演をいただいております。 平成29年9月には、岩手県議会議員郷右近浩氏と菅野博典氏より、県議会議員有志で実施された、スイスのセルン研究所、ドイツのデイジー研究所等の視察の状況を、「ILCの海外での情勢について」と題しまして、今後の当市、さらには岩手県での取組みに向けた視点からご講演いただきました。 平成28年12月には、岩手県国際リニアコライダー推進協議会などが主催する「ILCシンポジウム イン岩手」に参加したほか、平成29年11月には、奥州市と奥州市ILC推進連絡協議会が主催する「奥州市ILC産業セミナー」に参加し、地域企業のILCや関連産業への参入促進について、講演を聴講いたしました。誘致に向けた私たち一人一人の行動が今後重要になると感じた次第です。 このように、これまでに幹事会19回、特別委員会21回を開催してILCの理解とまちづくりとの関係を調査してまいりました。議員の意識高揚にもつながったものと確信するものであります。 政府によるILC誘致の決定が、ことし夏にもされる見通しとのことであります。 今後、より具体的な行動をしていかなくてはなりません。 当特別委員会といたしましては、これまでの調査等を踏まえ、次の4点を当局に提案してまとめとすることにいたしました。 まず1点は、今後ますますの具体的な取組みがなされることが必要であります。特に、まちづくりビジョンに掲げた事業実施が必要な時期にあることから、具体的事業推進が必要であります。 次、2点は、市民の活動から機運を盛り上げることも重要であります。特に、生活圏として取り組むためには、食の問題が大きいものと思われます。現地視察やアンケートなどを通し、体制づくりに取り組むよう提言いたします。 3点には、今後の方向性を正確に認識しながら、当面の課題を情報交換するとともに、市民に共有が得られる具体性を示す時期と捉えるべきであります。 4点には、北上高地に誘致させることに全力を挙げると同時に、本事業は長期にわたる計画になることから、情報把握に努め、県、関係機関、団体と十分連携を図り事業推進を図ることが重要になると思われます。 このほか、国際感覚を養うことや、国際的なことに関して知識を身に着けることなどが必要ではないかという意見もありましたことを申し述べます。 具体的に市民を初めとしてILCの誘致、国際科学技術研究圏域の構築について理解していただき、積極的な行動を行っていくことが重要になってきています。そのことを市民に向けて語れるような状況や、我々議員が具体的に話せるような状況をつくっていくことが必要であるとも感じております。 なお、議員各位の理解度を高め、それぞれの活動につなげるきっかけづくりのため、当特別委員会も一定の役割を果たしたものと判断されることから、調査を終了し、今後は個々の議員活動として積極的にかかわっていくことを確認しました。 引き続き当局から議会に対して適時適切な説明及び情報提供がなされることを期待いたしまして、当特別委員会の調査報告といたします。 ○議長(佐藤修孝君) 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、本件は特別委員長報告のとおり決しました。 ここで、午前11時20分まで休憩をいたします。     午前11時5分 休憩-----------------------------------     午前11時20分 再開 ○議長(佐藤修孝君) 再開いたします。----------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第12、地域自治区調査についてを議題といたします。 地域自治調査特別委員長の報告を求めます。23番渡辺忠議員。     〔23番渡辺忠君登壇〕 ◆23番(渡辺忠君) 地域自治調査特別委員長の報告を申し上げます。 本特別委員会は、今定例会中の2月8日に開催いたしましたので、その経過についてご報告申し上げます。 2月8日の委員会では、小沢市長の出席を求め、奥州市地域会議の運営に関する事務取扱要領について説明を受け、これまでの調査活動を調査報告書として総括し、これをもって当特別委員会の調査を終了することにいたしました。 ここで、この1年11カ月にわたって調査をしてまいりました地域自治区調査特別委員会の活動内容につきまして、調査報告書を朗読いたします。 地域自治区につきましては、市町村の合併の特例に関する法律、いわゆる合併特例法に基づく地域自治区の設置に関する協議書により、当初、設置期間を平成28年3月末までの10年間としておりました。 しかしながら、同年3月の定例会において、議員発議により地域自治区の設置期間を変更する条例を可決、これを受け地域自治区調査特別委員会を設置し、地域自治区存廃についての調査検討を進めてきたものであります。 地域自治区調査特別委員会は、平成28年第1回定例会において、地域自治区の設置期間延長に伴い、地域自治区の存廃について、地域自治区制度及び市民の意向を慎重に調査するため設置されました。 当特別委員会では、地域自治区を廃止した場合と存続した場合の双方についてさまざまな角度から調査し、議論を繰り返し、存廃について協議してまいりました。 経過の中では、自治区を廃止した場合のメリット、デメリットや廃止の経費負担などについて調査し、地域協議会や地域団体との懇談会も開催してまいりました。 それらを踏まえ、平成29年1月にグループごとの議員間討議を行った上で、3月には全体で議員間討議を行い、全議員が意見を発言した上で特別委員会として採決し、地方自治法に基づく地域自治区を平成30年4月1日より設置することに決しました。しかし、平成29年第1回定例会の本会議の採決では否決となり、平成30年3月31日をもって廃止することに決定となりました。 その後においては、地域自治区廃止に伴う所要の事務手続等のため、特別委員会を存続し、調査してまいりました。 平成29年度に入り、地域自治区廃止後の住所変更について意見を出し合い、その結果、現在の形から「区」のみを削除することに決定しております。また、奥州地域会議については、地域協議会にかわる組織としてまちづくりの重要な組織としていくために、当局から説明をいただき、昨年末の条例制定となったものであります。 さらに、2月8日の特別委員会において奥州市地域会議の運営に関する事務取扱要領の制定に向け協議し、市当局に意見を申し上げたところであります。 奥州市の合併以来続いてきました地域自治区について、存廃についての調査検討、廃止決定後の住所表記の変更、地域協議会にかわる組織の検討などを、市当局の案をもとに熱心に議論を重ね、一定の成果を見ることができました。 以上をご報告申し上げ、今定例会をもって地域自治区調査特別委員会を閉じることといたします。 ありがとうございました。 ○議長(佐藤修孝君) 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、本件は特別委員長報告のとおり決しました。----------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第13、新市立病院建設調査についてを議題といたします。 新市立病院建設調査特別委員長の報告を求めます。10番高橋政一議員。     〔10番高橋政一君登壇〕 ◆10番(高橋政一君) 10番高橋です。 新市立病院建設調査特別委員長の報告を申し上げます。 当特別委員会は、議会閉会中の1月11日と、今定例会中の2月9日及び13日に委員会を開催いたしましたので、ここにその経過についてご報告申し上げます。 1月11日は、総合水沢病院長から胆江二次医療圏の現状と新市立病院建設に対する考えについて話を伺いました。 初めに、平成28年度の総合水沢病院の実績、他の医療機関との連携など、胆江二次医療圏と総合水沢病院の現状について説明を受け、委員からは、医師の確保と高齢化、研修医制度や病院経営などについての質疑がありました。 次に、新市立病院建設に対する考えについて、耐震診断結果や、現在の敷地が狭いことから、現在地への建てかえが困難であるなどの理由から、速やかに新市立病院を建設してほしいとの話を受け、現在の総合水沢病院の特色である小児科や整形外科を含む新市立病院の診療機能、地域医療構想や医療計画に対する考え方など、新市立病院を建設するに当たっての議論を行いました。 1月29日の全員協議会において、当局より奥州市新市立病院基本構想・基本計画策定有識者会議の開催を当面見合わせるとの説明を受けたことにより、再度、委員会として内容の確認をするため、2月9日に市長等に出席を求め、特別委員会を開催しました。有識者会議の開催を当面見合わせるものとしたのは、新市立病院建設は市民合意を得てから進める必要があるとの判断で、市立病院、診療所の役割の明確化などの再検討を優先させ、引き続き県との協議、連携を図りながら、市としての医療体制のあり方の論議を幅広く協議し、方針等の明確化を図っていく考えであることの確認を行いました。 内容の詳細につきましては、議長を除く議員全員が委員となっておりますので、省略させていただきます。 2月13日の委員会では、これまでの調査活動を報告書として総括し、これをもって当特別委員会の調査を終結することといたしました。 ここで、この10カ月間の間、鋭意調査をしてまいりました新市立病院建設調査特別委員会の活動について、調査報告書を朗読いたします。 新市立病院建設調査特別委員会調査報告書。 平成28年11月に、岩手県地域医療構想を踏まえ胆江医療圏の医療の充実を図るため、奥州市議会に調査特別委員会を設置して陳情主旨内容の検討をしてほしいとの「新市立病院建設にあたっての陳情」の提出がありました。同年第4回定例会で教育厚生常任委員会に付託され、慎重に調査するため継続審査となり、平成29年第1回定例会において、懇談会における市民からの意見や陳情主旨内容も含めて、調査項目や調査の方向性を検討していくべきとの観点から、調査特別委員会の設置にとどめ、一部採択すべきものと決しました。 これにより、市民の関心や期待が高く、極めて重要な医師確保対策を初め、地域医療の現状や県立病院との連携、機能分担、医師確保等について、市議会としても調査していくことが必要であることから、平成29年4月17日に新市立病院建設調査特別委員会を設置しました。 5月18日の特別委員会では、これまで一般質問や所管の常任委員会、全員協議会等での会議で説明、質疑は行われてきているものの、委員の情報の共有化を図るため、当局に対し「岩手県地域医療構想の内容と胆江二次医療圏の現状」及び「総合水沢病院の大規模改修での対応の可能性」についての説明を求めました。その中で、大規模改修での対応の可能性については、「大規模改修の考え方もあるが、現在地での改修は病院機能低下などを招く恐れがあり、移転新築が必要である。」との説明を受け、当特別委員会でもそれらを踏まえて、今後調査を進めていくこととしました。 6月16日の特別委員会では、「建設計画策定の進捗と当面の予定」と「医師等確保対策及び医師奨学生の状況」について調査をし、策定に係る検討スケジュール(案)や基礎調査の項目内容等が当局より示され、「奥州市新市立病院建設基本構想・基本計画」については年度内策定を目指しており、建設場所の選定については、地域住民にとって具体性があり説得性のある手法で決めたいとの考えがあること、医師確保対策については、医科大学や高校などへの奨学生制度の周知及びPRのさらなる充実の必要性についてなどの議論がありました。 8月8日の特別委員会では、「策定委員会における協議の状況」、「基礎環境調査の結果」などについて調査を行い、周産期医療と地域医療の役割分担についての質疑があり、新市立病院では、現在総合水沢病院が持っている小児科や整形外科診療の強みを生かしながら、脳神経外科や周産期医療など弱い部分を今後、胆江二次医療圏でどのように役割分担をしていくのか議論を行うとともに、回復期医療や在宅医療など、将来を見通した機能を充実していく考えが示されました。 10月10日の特別委員会では、「奥州市新市立病院基本構想(案)」の進捗状況について調査をし、当局より、基本構想(案)のうち素案としてまとまった「第2章新市立病院整備の基本的な考え方」までの説明を受け、胆江二次医療圏で大きく不足している周産期医療の問題を含む奥州市の地域医療の考え方や、在宅医療など医療と介護、福祉との連携などを中心に議論をし、県で作成する地域医療構想のほかに、奥州市版の地域医療構想も作成した上で進めるべきとの発言もありました。 12月13日の特別委員会では、「10月10日の特別委員会後に開催された会議等の協議状況」についての調査も行い、10月31日の第2回胆江圏域地域医療連携会議(調整会議)において、胆江圏域における地域医療の課題や公立病院への期待する役割等について話し合いが行われたこと、11月21日の有識者会議においては、新たに2名の委員を委嘱したことや、新市立病院建設の必要性、「奥州市新市立病院基本構想(案)」前段部分の第2章まで説明をしたことの報告があり、次回の有識者会議で第2章までの意見を伺う予定であるため、基本構想(案)の進捗はないとの説明を受けました。 12月14日と今回報告を行った1月11日の特別委員会では、奥州医師会、奥州歯科医師会、奥州薬剤師会の代表の皆様と、総合水沢病院長から「胆江二次医療圏の現状と新市立病院建設に対する考え」について話を伺い、胆江二次医療圏の現状や、新市立病院建設に対するそれぞれの考えなどを確認することができました。 当特別委員会は、これまで幹事会を10回、委員会を12回開催し、胆江二次医療圏の現状と課題の調査や、新市立病院建設基本構想・基本計画策定の進捗状況などの調査を行ってまいりました。しかし、基本構想策定に向けての作業が当初スケジュールよりおくれてきたことから、現在調査できる範囲での調査に限られたものの、3師会長や総合水沢病院長など医療関係者から、奥州市を含む胆江二次医療圏の現状と課題など率直な考えや意見などの話を伺うことができ、当特別委員会として一定の役割を果たしたものと判断し、調査を終了することと決しました。 しかしながら、有識者会議の開催を当面見合わせることになったことから、今後、新市立病院建設の検討に当たっては、岩手県の地域医療構想を踏まえた市立病院・診療所の役割の明確化などを早急に再検討するとともに、胆江圏域地域医療連携会議(調整会議)の論議を踏まえ、市として医療・介護・福祉等の関係者や、市民団体の代表から成る会議等で充分な論議をし、市民に充分な説明をし、意見を伺い、理解を得てから進めていくべきであります。 最後に、当特別委員会の調査は終了いたしますが、今後は個々の議員活動としてその経過を注視してまいりますとともに、引き続き市当局から議会に対し、適時、適切な説明をされることを期待しまして、新市立病院建設調査特別委員会の調査報告といたします。 以上であります。 ○議長(佐藤修孝君) 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本件は特別委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、本件は特別委員長報告のとおり決しました。----------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第14、請願第39号を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。16番小野寺隆夫議員。     〔16番小野寺隆夫君登壇〕 ◆16番(小野寺隆夫君) 16番小野寺です。 総務常任委員長報告を行います。 去る1月29日の本会議で付託されました請願第39号について、2月8日に委員会を開催し、元気戦略室長等の出席を求め慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果について、ご報告申し上げます。 請願第39号、ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシー事業を守る施策推進を求める請願についてでありますが、本件につきましては、現在ライドシェアの安全性に関する法的環境が整備されておらず、利用者の安全が担保されているとはいえない状況であるため、現時点でのライドシェア導入は時期尚早であるとの観点から、採択すべきものと決しました。 以上が当委員会に付託になりました請願の審査の経過と結果であります。 何とぞ当委員会の決定どおり議決くださいますようお願い申し上げまして、総務常任委員長報告を終わります。 ○議長(佐藤修孝君) 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。この請願に対する総務常任委員長の報告は採択であります。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、請願第39号は委員長報告のとおり決しました。 ここで、議会運営委員会等開催のため暫時休憩をいたします。     午前11時43分 休憩-----------------------------------     午後1時8分 再開 ○議長(佐藤修孝君) 再開いたします。 お諮りいたします。先ほどの請願の採択を受けて、発議案1件が提出されました。この際、これを日程に追加し、議題としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、発議案1件を日程に追加し、議題とすることに決しました。----------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程追加、発議案第53号、ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシー事業を守る施策推進を求める意見書を議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提出者の説明を求めます。16番小野寺隆夫議員。     〔16番小野寺隆夫君登壇〕 ◆16番(小野寺隆夫君) 16番小野寺です。 発議案第53号、ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシー事業を守る施策推進を求める意見書についてご説明申し上げます。 これは、先ほどの請願第39号の採択に伴い、関係機関に対して意見書を提出しようとするものであります。意見書の案文の朗読をもって説明にかえさせていただきます。   ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシー事業を守る施策推進を求める意見書 国は、平成28年7月、シェアリングエコノミー検討会議を設置し、同年11月に中間報告書をまとめました。また、規制改革推進会議においても、一般のドライバーが利用客から運送対価を取って自家用車で利用客を送迎する、いわゆるライドシェアの本格導入に向けた検討を進めています。 ライドシェアは、普通第二種免許や運行管理者の配置も不要とされるなど、道路運送法で禁止されてきた、いわゆる白タク行為を合法化するものであり、また、需給状況やドライバーによって運送対価が変動し、安定したサービスの提供が困難であること、24時間稼働の保証がなく、特に女性や高齢者の夜間利用が不便になること、事業主体は一切運送に関する責任は問われず、紛争等は当事者間での解決となること、他国では自動車配車アプリを運営する事業者と登録するドライバーとの雇用関係の有無や地位確認等で集団訴訟が提起されていることなど、多くの問題点が識者からも指摘されています。 このように多くの問題点を有しているにもかかわらず、ライドシェアが無秩序に地域で展開されれば、結果的に利用客の安全・安心が担保されない事態が常態化する恐れがあり、また、日本全国に展開されれば、国内タクシー事業ばかりでなく、路線バスや貨物、鉄道も含めた地域公共交通の存立が危機に陥り、ひいては地域経済にも深刻な影響を与えかねません。 特に、タクシー事業は、高齢者や障がい者等の交通弱者にとって、介護や通院、買い物など、日常生活を送るためには欠かせないドア・ツー・ドアの公共交通機関です。国民の安全・安心で快適かつ便利な交通機関として、社会生活や地域の経済活動を支える重要な役割を担っており、少子高齢化が一層進む中、地域におけるタクシー事業の重要性は、今後ますます高まることが予想されます。 よって、国においては、地域の公共交通の役割を担っているタクシー事業者が、より安全・安心で快適かつ便利な交通機関として利用客にサービスを提供できるよう、ライドシェアの導入は行わず、タクシー事業の適正化・活性化のための施策を推進するよう強く要望します。 以上、地方自治法第99条に基づき意見書を提出します。 何とぞ原案どおり議決くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(佐藤修孝君) 質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第53号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第53号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第15、所管事務調査の閉会中における継続調査の申し出についてを議題といたします。 本日お手元に印刷配付のとおり、議会運営委員長から、所管事務調査について議会閉会中も継続して調査したい旨の申し出があります。 お諮りいたします。委員長申し出のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。----------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 以上をもって今期定例会に付議された事件は全て議了いたしました。 これをもって平成30年第1回奥州市議会定例会を閉会いたします。 ◎事務局長(家子剛君) ここで、佐藤修孝議長よりご挨拶を申し上げます。     〔議長佐藤修孝君登壇〕 ○議長(佐藤修孝君) 任期最後の定例会の最終日に当たり、議会を代表いたしまして一言ご挨拶を申し上げます。 まずは、この4年間、無事に議会運営を終えることができました。小沢市長を初め市当局、そして市民の皆様に改めて感謝と御礼を申し上げたいと思います。大変ありがとうございました。 市長と議会は、市民の意思の展開をめぐって市のためにどうあればいいのかと最良の意思決定をして導く使命があると思っております。来期に向けてご期待をお話しするとすれば、市と執行局と議会のそれぞれの立場、役割を尊重しながら互いに牽制抑制をして、バランスよく調和を保つことが一番大事なことではないかなと、そんなふうに思っております。来期もこの議場に入られる皆様には、どうぞよろしくお願いしたいと思います。 結びに、この奥州市11万9,000余の市民のために、この議場が大きな役割を果たすことを祈念いたしまして、一言ご挨拶といたします。4年間大変ご苦労さまでした。 終わります。     午後1時20分 閉会地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 平成30年2月15日                   奥州市議会                     議長     佐藤修孝                     20番     藤田慶則                     22番     今野裕文                     23番     渡辺 忠...